2014-01-01から1年間の記事一覧

先週末、日経平均のPER(株価収益率)が、ついに野田政権時代の水準にまで低下。アベノミクスの失墜があらためて浮き彫りに

先週、東京株式市場の取引終了後、重要な株価指標について、大変興味深い数字が出てきました。現在の株価が割高であるのか、それとも割安であるのか、これを判断するためには、「企業の利益に対し、現在のプライス(株価)がいくらであるか」、という点が重…

原発ゼロの日本において、日立・東芝・三菱重工は、いずれも過去最高益を更新となった

東京都知事選もいよいよ投開票日が目前に迫ってきましたが、一方で、この都知事選の時期は、株式市場においては決算シーズンでもありました。脱原発が争点となるなか、原子力村の中核として知られた日立・東芝・三菱重工の決算はいったいどのようなものだっ…

日本株に対する投機筋の攻撃は益々激化、下落銘柄の数は歴代最多を更新する信じられない全面安

昨日、日経平均株価は、610円安という今年最大の下落となり、終値は1万4008円、かろうじて1万4000円台を保ったというところです。一方で、先物の方はもっと売られ、640円安の1万3920円となり、こちらは節目の1万4000円台をついに…

アベノミクス、ついに終わりの始まりか? 日本株への投機筋の攻撃、収まる気配はまるでなし

1月23日から始まった株価の下落、いまだまったく収まる気配はなく、依然として東京市場は大混乱のさなかにあります。週明け初日の2月3日、日経平均株価は295円安の14619円となり、今年の安値を更新しました。ちなみに、市場関係者の間の多くは…

東京オリンピックは、中国や欧米の富裕層による資産運用の場を化している

アベノミクスというのは、リフレ政策によってつまるところ不動産ブームを起こそうとしているわけであり、2013年の年初から、日本の不動産市場は、とりわけ中華圏の富裕層たちの間で熱い視線を注がれ、また欧米ヘッジファンドも日本の不動産への注目は高…

この1週間、安倍首相の楽観論とは裏腹に、東京株式市場は投機筋による猛烈な攻撃に曝されている

先週後半、突如として始まった株価の急落は、週が明けでもまったく歯止めがかからず、1月27日の月曜、日経平均株価は385円安の1万5005円で取引を終えました。一方で、先物はそれ以上に下落しており、日経平均先物の終値は500円安の14940…

歴史的大相場の真実 〜東電が沈み、代わってソフトバンクが日経平均の絶対エースへと浮上した〜

11月12日、突如として始まった歴史的な株高は、その後もヘッジファンドなど外国勢の資金流入が相次ぎ、そうして11月28日、日経平均株価の終値は1万5727円となり、ついに5月に付けた高値を上回って、およそ半年ぶりに高値を更新するに至ります…

小泉元首相による脱原発会見があった昨年11月12日、実は株式市場において歴史的な大相場が始まっていた……

小泉元首相、アメリカ政府、ヘッジファンド、中国共産党、ロシア政府、大手太陽光メーカー・・・、ひょっとしたらすべては連動しているのかもしれません。というのも、〈それ〉はすべて、11月12日の事だったからであり、更に〈その後〉は、これも殆ど1…

都知事選・脱原発相場の主役に躍り出たエナリス、売買代金はトヨタやソフトバンクをも上回り堂々の全体1位

株式市場において、細川元首相の都知事選出馬による脱原発銘柄への物色は、益々活況を呈しており、短期的なもので終わらず、今後も持続していくであろうことはもはやはっきりしつつあります。その主力はやはりマザーズ、ジャスダックのベンチャー、そして東…

株式市場にこそ、アベノミクスを強烈に批判する人々がいる

細川元首相という有力な脱原発候補が東京都知事選に出馬表明したことは、株式市場において大きなうねりを生み出しています。それはつまり、脱原発関連銘柄の物色です。とりわけベンチャーなど新興企業によって構成されるジャスダック、マザーズ市場ではこの…