2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

一遍あるいはニーチェ、推理小説としての音楽(3)

津田大介の最新の著作『動員の革命』の最後に付された、中沢新一、いとうせいこうとの鼎談のなかで、明治時代に川上音二郎が行った音楽・オッペケペーについて論じられている箇所がある。デモの中心に音楽があるというのは、人類普遍の趨勢であり、それは日…